将来のために資産運用を始めたい方へのアドバイス

将来のために、中長期的な資産運用を始めたいと考えている方が多くいます。しかしながら、中々一歩を踏み出せない方も、多いのではないでしょうか。

投資を始めたい方はまず金融の一般常識の、おさらいをすることをお勧めします。

手っ取り早い方法は、一般向けの教科書的な本を読むことです。分かっているつもりでも分かっていないことが、案外多いものです。

「勉強」という程、頑張って読まなくても大丈夫です。わかりやすい本を一冊購入して手元に置いておけば、テストが受けられる程に覚えていなくても、気になった時にすぐに調べられます。

それでは、具体的な投資の話に移りましょう。初心者、あるいは一般の方には、投資信託を勧める意見が多くあります。

私自身も同感で、最初に投資をするのなら、投資信託をお勧めします。投資信託なら1万円程度の少ない資金から、しかも効率的に資産運用ができるからです。

また株式に比べて運用の手間も、格段に少なくて済みます。そして投資信託ならば、銀行の窓口でも購入できます。

いきなり証券会社へ行くのはちょっと気が引ける、という方でも、普段利用している銀行なら、安心して相談しに行けるのではないでしょうか。ネット証券は、情報が多く手数料も安いので、便利なことは確かです。

けれども最初は、窓口で相談して購入することをお勧めします。窓口の「販売員さん」をアテにすることには異論もありますが、少なくとも投資の常識は心得ておられますし、多くの投資家に接してきています。

「どこまで頼っていいのかな?」と探りつつも、彼らのノウハウをできるだけ多く聞き出しましょう。

一口に投資信託といっても、毎月分配金が支払われるファンドや、債権の割合が高いファンドなど、色々なタイプがあります。投資の仕方には、明確な決まりというものはありませんし、さまざまな意見があります。

しかし投資信託の利用には、基本的なポイントがあります。

投資信託の運用期間は、ファンドを購入してから、半年が一つの目安です。状況によっては、それよりも長くあるいは短くしたほうが、良い場合もあります。利益を出すには、値下がったファンドを購入して、値上がりした時点で売却する必要があります。

分配金を多く払ってくれるファンドもありますが、受け取らずに再投資することが基本です。

株式を長期保有する場合は、分配金のために投資することにも、合理性があります。

しかし投資信託の場合は、半年から1年程度で利益を確定することを前提に購入しますから、分配金は再投資して、少しでも口数を増やすほうが得策です。

投資信託には、積み立て投資の仕組みがあることを、メリットと考える方もいます。まとまった投資資金を貯める自信がない場合には、積み立て投資は便利かもしれません。

しかしながら同じ金額ならば、ダラダラと何年も投資するよりも、お目当てのファンドが値下がった時点で、一度に購入した方が効率的です。